Tutorial English AI | 人と共に成長するオンライン語学学習支援AI

Members

研究体制

早稲田大学 知覚情報システム研究所を中心として,教育・総合科学学術院 澤木泰代教授,早稲田大学グローバルエデュケーションセンター 近藤悠介准教授,中野美知子名誉教授らが専門家の立場から英会話教育と言語テスト設計の検討をし,株式会社早稲田大学アカデミックソリューション(代表取締役 三浦暁)が英会話コンテンツや実験環境の提供を共同で担います.知覚情報システム研究所の若手研究員を中心にマルチモーダル対話システム技術を研究開発する他,開発協力チームとして米国ピッツバーグのカーネギーメロン大学 ロボット工学研究所および心理学部,Choitek合同会社(VR/AR技術),株式会社知能フレームワーク研究所(クラウドソーシング技術),山崎企畫研究所(教育アプリケーション開発),オルトブリッジ・テクノロジー株式会社(データ収集)等,国内外の対話技術,機械学習,言語学,教育学,認知科学の気鋭が参画する分野横断的な試みです.

研究スタジオ(早稲田大学40号館301室)

研究スタジオ(早稲田大学40号館301室)

研究代表

研究代表の鈴木駿吾は,第二言語での発話産出メカニズムに関する第一人者であるJudit Kormos教授のもと英国ランカスター大学にて博士号(言語学)を取得.在学中は,大学から人文系全学部中1人にのみ与えられる奨学金を受賞.またJapan Second Langugage Acquisition Research Forumの学生座長を務め,第二言語研究者と英語教育実践者をつなぐためコロキアム開催や英語教育雑誌にて連載企画を実現.これまでUniversity College LondonやUniversity of Innsbruckをはじめとする世界中の研究者と共同研究を行い,2022年にはWiley出版社より最も引用された論文の著者の1人として表彰されました.発話産出の認知メカニズムの知見を教育現場に活用するため,2021年9月に早稲田大学GCS研究機構 知覚情報システム研究所 次席研究員(研究院 講師)に着任しました.

当プロジェクトは2020年7月から5カ年計画で開始され,2022年5月,当技術シーズ等を元に大学発ベンチャー「株式会社エキュメノポリス(代表取締役:松山洋一)」が設立されました.これに伴い,研究代表が松山洋一 主任研究員(研究院 准教授)から鈴木駿吾 次席研究員(研究院 講師)に引き継がれました.

松山洋一 は2014年度に早稲田大学基幹理工学研究科 情報理工学専攻にて博士(工学)を取得後,米国カーネギーメロン大学に研究員として4年半勤務しダボス会議公式バーチャルアシスタントSARAの研究開発プロジェクトや教育チュータリングエージェント(米国科学財団助成),Google,Yahoo!,Microsoftとの共同研究等,各種の会話AIの産学連携プロジェクトを主導し,2019年度に早稲田大学GCS研究機構 知覚情報システム研究所 主任研究員(研究院 准教授)に着任しました.2022年5月,研究成果の社会実装を目的として株式会社エキュメノポリスを設立しました.当プロジェクトで得られた最新の技術・知見は,製品版の言語学習体験プラットフォーム「LANGX」を通して社会にお届けして参ります.

研究代表

事業化

英会話能力判定・対話システム開発チーム

会話AIプラットフォーム研究開発チーム

プライバシー管理

共同研究

技術アドバイザー

アート・ディレクション

社会実装・アウトリーチ

本プロジェクトは,2020年度に国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)「人と共に進化する次世代人工知能に関する技術開発事業」に採択されました.当グループは2019年にも国立研究開発法人科学技術振興機構の「研究成果展開事業 大学発新産業創出プログラム(START)」に「社会的会話AIを搭載したメディアサービスの事業化」プロジェクトが採択され対話システムの実用化を推進していますが,それに続く大型予算の採択になります.これらの成果を元に,2022年5月に「株式会社エキュメノポリス」が設立されています.

page